川村 保太郎(読み)カワムラ ヤスタロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「川村 保太郎」の解説

川村 保太郎
カワムラ ヤスタロウ


肩書
衆院議員

生年月日
明治27年3月25日

出生地
大阪府中河内郡小坂村(現・東大阪市)

経歴
高小卒業後、米屋小僧などをして大阪砲兵工廠職工となる。大正8年向上会の結成に参加し、11年解雇され、以後労働運動に専念する。2度にわたってILO総会に労働者代表として出席するなどして活躍するが、その間社会民衆党中央委員などを歴任し、昭和4年大阪市議となり、11年衆院議員に当選。12年の衆議院選でも当選するが、選挙違反に問われて辞任し、運動の一線から退ぞいた。

没年月日
昭和20年2月11日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「川村 保太郎」の解説

川村 保太郎
カワムラ ヤスタロウ

大正・昭和期の労働運動家 衆院議員。



生年
明治27(1894)年3月25日

没年
昭和20(1945)年2月11日

出生地
大阪府中河内郡小坂村(現・東大阪市)

経歴
高小卒業後、米屋の小僧などをして大阪砲兵工廠職工となる。大正8年向上会の結成に参加し、11年解雇され、以後労働運動に専念する。2度にわたってILO総会に労働者代表として出席するなどして活躍するが、その間社会民衆党中央委員などを歴任し、昭和4年大阪市議となり、11年衆院議員に当選。12年の衆議院選でも当選するが、選挙違反に問われて辞任し、運動の一線から退ぞいた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android