島津忠宗(読み)しまづ ただむね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島津忠宗」の解説

島津忠宗 しまづ-ただむね

1251-1325 鎌倉時代の武将
建長3年生まれ。島津久経(ひさつね)の長男。島津氏4代。父とともに弘安(こうあん)の役で元軍とたたかう。弘安7年(1284)薩摩(さつま)守護職をつぐ。和歌にすぐれ,「新後撰和歌集」「続千載和歌集」にその歌がみえる。次男以下はそれぞれ和泉,佐多,新納(にいろ),樺山,北郷(ほんごう)氏の祖となる。正中(しょうちゅう)2年11月12日死去。75歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android