島村 民蔵(読み)シマムラ タミゾウ

20世紀日本人名事典 「島村 民蔵」の解説

島村 民蔵
シマムラ タミゾウ

大正・昭和期の劇作家,演劇研究家



生年
明治21(1888)年7月22日

没年
昭和45(1970)年11月15日

出生地
東京・神田岩本町

別名
号=甲鳥,柳水

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治42年〕卒,東京帝大独文科中退

経歴
早大在学中坪内逍遙の指導を受け、ヨーロッパ近代劇を学ぶ。大正3年「大正文学」を主宰し、また早大で独文と演劇を構じる。昭和3年日大講師、戦後は静岡女子短大教授。戯曲も多く発表し「夜叉丸」「清十郎」「踊り熊」(児童劇)「修学院物語」などの戯曲集があり、演劇研究では「戯曲の本質」「子供の生活と芸術」「芸術学汎論」「日本芸術の大系」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「島村 民蔵」の解説

島村 民蔵 (しまむら たみぞう)

生年月日:1888年7月22日
大正時代;昭和時代の劇作家;演劇研究家。静岡女子短期大学教授
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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