岸縞(読み)きしじま

精選版 日本国語大辞典 「岸縞」の意味・読み・例文・類語

きし‐じま【岸縞】

〘名〙 絹織物一つ。経(たていと)は染色した生糸、緯(よこいと)玉糸熨斗(のし)糸などの練糸を用いて平織としたもの。
※洒落本・寸南破良意(1775)伴頭体「きし嶋の、かいとりもどきに丸ぐけをしめ」

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