岸田戯曲賞(読み)きしだぎきょくしょう

世界大百科事典(旧版)内の岸田戯曲賞の言及

【新劇】より

…劇作家の田中千禾夫(ちかお)(1905‐95)を編集責任者とし,内村直也,小山祐士ら旧《劇作》同人に飯沢匡,福田恒存,三島由紀夫,真船(まふね)豊,久板(ひさいた)栄二郎,木下順二らも編集委員となって1954年4月に創刊された白水社発行の演劇雑誌。新人劇作家発掘に力を入れ,〈新劇戯曲賞〉(1961年に〈岸田戯曲賞〉と改称)や〈新劇演技賞〉を創設した。のちには編集も白水社が主体の雑誌となり,70年代の半ばころからは既成の〈新劇〉への批判も含む,反〈新劇〉的な若手演劇人主体の編集となった。…

※「岸田戯曲賞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android