岸沢式佐(6世)(読み)きしざわしきさ[ろくせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岸沢式佐(6世)」の意味・わかりやすい解説

岸沢式佐(6世)
きしざわしきさ[ろくせい]

[生]天保4(1833)
[没]1898.2.
常磐津節三味線方岸沢派家元。5世岸沢式佐の子。前名巳佐吉。安政4 (1857) 年襲名。 1886年常磐津派と和解。分派家元としては存続。 92年5世古式部襲名。作曲お染』『松島』『紅葉狩』など。

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世界大百科事典(旧版)内の岸沢式佐(6世)の言及

【羽衣】より

…1888年1月東京歌舞伎座初演。作詞3世河竹新七,作曲13世杵屋(きねや)六左衛門,6世岸沢式佐。振付初世花柳寿輔,花柳勝次郎。…

【戻橋】より

…作詞河竹黙阿弥。作曲6世岸沢式佐。振付初世花柳寿輔。…

【紅葉狩】より

…作詞河竹黙阿弥。作曲鶴沢安太郎,6世岸沢式佐,3世杵屋正次郎。振付9世市川団十郎。…

※「岸沢式佐(6世)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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