岩溪 裳川(読み)イワタニ ショウセン

20世紀日本人名事典 「岩溪 裳川」の解説

岩溪 裳川
イワタニ ショウセン

明治〜昭和期の漢詩



生年
安政2年1月27日(1855年)

没年
昭和18(1943)年3月27日

出生地
丹波国福知山(現・京都府)

本名
岩溪 晋(イワタニ ススム)

別名
字=子譲

経歴
幼年時代から漢籍を学び、佐藤一斎に師事する。明治5年上京し、森春濤の門に入って漢詩を学び、また詩作を始め、明治中期以降漢詩人として活躍。その間の一時期、文部省に勤める。「万朝報」の漢詩欄の選評者としても活躍。「談笑余響」などの多くの編著のほか、「詩学初楷」や詩集「裳川自選稿」全5巻の著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報