岩が根(読み)イワガネ

デジタル大辞泉 「岩が根」の意味・読み・例文・類語

いわ‐が‐ね〔いは‐〕【岩が根/石が根】

イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。雌雄異株小花球状に群がってつく。胡椒木こしょうぼく。やぶまお。かわしろ。
《「ね」は大地に固定しているもの、の意》大岩。岩根
「―のこごしき山に入りそめて山なつかしみ出でかてぬかも」〈・一三三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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