山苗代村(読み)やまなわしろむら

日本歴史地名大系 「山苗代村」の解説

山苗代村
やまなわしろむら

[現在地名]矢板市山苗代

うち川支流の川の流域に位置し、西は高塩たかしお村。近世はおおむね喜連川藩領。塩谷氏旧臣で帰農した大沢氏や草分の笹沼氏らが村役人を勤めた。宇都宮氏旧臣姓名書に山苗代村の薄井仲右衛門・笹沼次右衛門がみえる。慶安郷帳では高四〇石、田方二九石余・畑方一〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android