山籠（読み）やまごもり

精選版 日本国語大辞典

やま‐ごもり【山籠】

〘名〙 山中に閉じこもること。山中で隠遁生活をすること。山寺などにこもって仏道修行をすること。

※後撰（951‐953頃）恋二・六九三・詞書「十二年の山こもりしてなん、久しうきこえざりつる」

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の山籠の言及

【学侶】より

…いずれも最高位の検校（けんぎよう）にまで昇進できる。学侶の位階は大法師，入寺，三昧，山籠，阿闍梨と進むが，﨟次（ろうじ）に従うのを原則とし，途中学道3年目から加入するのを横入（おうにゆう）と称した。﨟次に応じて年俸や供料がついた。…

※「山籠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」