山田(富山県)(読み)やまだ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「山田(富山県)」の意味・わかりやすい解説

山田(富山県)
やまだ

富山県中央部、婦負郡(ねいぐん)にあった旧村名(山田村(むら))。現在は富山市の西部を占める地域。旧山田村は1889年(明治22)成立。2005年(平成17)富山市に合併山田川に沿う丘陵性山地を占め、旧村域の耕地面積の85%は水田で、第2種兼業農家が90%以上と多い。1970年(昭和45)には4集落が廃村となり、過疎地振興策として村営牛岳温泉スキー場が設置された(現在は富山市が運営)。中心地区の湯(ゆ)に山田温泉がある。

[深井三郎]

『『山田村史』上・下巻(1981~1984・山田村)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android