山河襟帯(読み)サンガキンタイ

デジタル大辞泉 「山河襟帯」の意味・読み・例文・類語

さんが‐きんたい【山河襟帯】

山が襟のように囲み、河が帯のように流れて、自然の要害をなすこと。また、その地勢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山河襟帯」の意味・読み・例文・類語

さんか‐きんたい【山河襟帯】

〘名〙 山が襟(えり)のように囲んでそびえ、河が帯のように巡って流れ、自然の要害をなしていること。また、その土地
日本紀略‐延暦一三年(794)一一月丁丑「詔云々〈略〉此国山河襟帯、自然作城、因斯形勝新号
[補注]「白居易‐叙徳書情四十韻上宣歙崔中丞詩」に「山河地襟帯、軍鎮国藩維」の例が見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android