山本 正(読み)ヤマモト タダシ

20世紀日本人名事典 「山本 正」の解説

山本 正
ヤマモト タダシ

昭和期の医学者 東京都臨床医学総合研究所所長;東京大学名誉教授



生年
大正6(1917)年4月11日

没年
昭和56(1981)年7月27日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔昭和16年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
昭和24年東大医学部助手となり、医学部付属伝染病研究所で、国立がんセンターの初代総長となった田宮猛雄教授のもとでがんを研究、35年に教授、48年から東大医科学研究所長をつとめ、53年に退官後、都臨床医学研究所長。発がんウイルス研究の草分け的存在で、多くのがん研究者を育ててきた。9月に長野県で開かれた日米研究者のがん会議には日本代表として出席

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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