山嶺(読み)さんれい

精選版 日本国語大辞典 「山嶺」の意味・読み・例文・類語

さん‐れい【山嶺】

〘名〙 山の頂上のとがったところ。山の峰。山峰。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
明六雑誌‐四号(1874)人民の自由と土地気候と互に相関するの論〈箕作麟祥〉「山嶺の南より北に趨くに従ひ次第に低くして北風を遮きることなきとに因るなり」 〔宋書‐鮮卑吐谷渾伝〕

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デジタル大辞泉 「山嶺」の意味・読み・例文・類語

さん‐れい【山×嶺】

山のみね。山峰。
[類語]頂上山頂山巓天頂てっぺん

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普及版 字通 「山嶺」の読み・字形・画数・意味

【山嶺】さんれい

山のみね。晋・潘岳〔河陽県の作〕詩 川氣は山嶺を(をか)し 湍は巖阿(がんあ)に激す

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