山岸 巳代蔵(読み)ヤマギシ ミヨゾウ

20世紀日本人名事典 「山岸 巳代蔵」の解説

山岸 巳代蔵
ヤマギシ ミヨゾウ

大正・昭和期の社会思想家,農業運動家 山岸会創始者。



生年
明治34(1901)年8月12日

没年
昭和36(1961)年5月3日

出生地
滋賀県蒲生郡安土町

学歴〔年〕
老蘚小高等科卒

経歴
京都西陣の絹織物問屋に勤めるが、19歳の時退め放浪生活を始める。その中で大正11年東京で自然一体養鶏法を考案。昭和28年山岸会=世界急進Z革命団を結成。34年には三重県伊賀町に春日農場を建設し、無所有一体社会のモデルを実現させたが、会員の家族から保護願が出され、不法監禁の凝いで警察の手入れを受けた。35年には村で起きた殺人事件(山岸会事件)で逮捕。その思想は日本の土着思想と深く関わり、“ヤマギシズム”と呼ばれている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「山岸 巳代蔵」の解説

山岸 巳代蔵 (やまぎし みよぞう)

生年月日:1901年8月12日
大正時代;昭和時代の社会思想家。山岸会創始者
1961年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android