精選版 日本国語大辞典 「山居」の意味・読み・例文・類語
さん‐きょ【山居】
〘名〙 山中に住むこと、また、その住居。やまずまい。
※経国集(827)一三「山居驟筆一首 太上天皇」
※浮世草子・武家義理物語(1688)四「いづれの僧にてもたのみ。長釼をもやめて、山居(サンキョ)の心ざしもをこりしが」 〔戦国策‐韓策・襄王〕
やま‐い ‥ゐ【山居】
〘名〙 山に住むこと。また、その居所。山住み。さんきょ。
※後撰(951‐953頃)恋二・六三二「あしびきのやまゐはすともふみ通ふ跡をもみぬは苦しきものを〈大江朝綱〉」
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