山口茶(読み)やまぐちちゃ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「山口茶」の解説

山口茶[茶類]
やまぐちちゃ

中国地方山口県地域ブランド
主に宇部市などで製造されている。山口県での茶栽培の起源は約600年前からといわれる。江戸時代には長州藩により奨励され、明治時代には防長茶の銘柄で全国市場に名を広めていたと伝えられている。現在、つくられている山口茶の90%以上は宇部市北部の小野地区産で、品種はやぶきた。玄米茶番茶煎茶など幅広く人気を得ている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android