山北[町](読み)やまきた

百科事典マイペディア 「山北[町]」の意味・わかりやすい解説

山北[町]【やまきた】

神奈川県西部,丹沢山地南西部を占める足柄上(あしがらかみ)郡の町。主集落は丹那トンネル開通前の東海道本線(現在の御殿場線)の機関区・鉄道町として発展した。山地斜面では茶(足柄茶),ミカン栽培が盛ん。河内川三保ダムが建設され,人造湖丹沢湖(1978年完成)がある。丹沢大山国定公園の登山基地。224.61km2。1万1764人(2010)。

山北[町]【さんぽく】

新潟県最北部,岩船郡の旧町。主集落は府屋用材の産が多い。海岸沿いに羽越(うえつ)本線が通じる。蒲萄(ぶどう)山地が日本海に迫る海岸は花コウ岩の急崖をなす海府の景勝地で,特に笹川流(ささがわながれ)は有名。2008年4月岩船郡荒川町,神林村朝日村村上市へ編入。283.91km2。7291人(2005)。

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