山上参（読み）さんじょうまいり

精選版 日本国語大辞典

さんじょう‐まいり サンジャウまゐり【山上参】

〘名〙 山上講の人々が蔵王権現に参詣すること。多く、山伏姿で、法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らしながら登る。峰入り。さんじょうもうで。さんじょう。

※多聞院日記‐元亀二年（1571）六月四日「山上参事事敷在_レ之」

出典　精選版 日本国語大辞典