履落・踏落(読み)ふみおとし

精選版 日本国語大辞典 「履落・踏落」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐おとし【履落・踏落】

〘名〙 漢詩で、韻を踏むべき起句の終わりに韻を踏まないこと。また、その詩。
※俳諧・口真似草(1656)一「雪の詩や春の日あしのふみおとし〈以専〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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