屋頭(読み)おくとう

精選版 日本国語大辞典 「屋頭」の意味・読み・例文・類語

おく‐とう ヲク‥【屋頭】

〘名〙
建物近く。家のあたり。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉四「金鱐又た歎じて曰く、我と君と則ち同是れ屋頭の人、位置同じと雖ども遺恨更に異なり」 〔杜荀鶴‐懐廬嶽書斎詩〕
② 厠(かわや)便所。また、便所へ行くことをはばかっていう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「屋頭」の読み・字形・画数・意味

【屋頭】おくとう

家の辺。

字通「屋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android