屋体(読み)やたい

世界大百科事典(旧版)内の屋体の言及

【歌舞伎】より

…〈二重〉は高さに4段階があり,〈高足(たかあし)〉〈中足(ちゆうあし)〉〈常足(つねあし)〉〈尺高(しやくだか)〉と呼ぶ。その上に屋体(やたい)を組むほか,土手なども作る。むろん平舞台のまま背景や切出しを飾ることもある。…

【屋台】より

…(1)屋形のついた移動できる台で,祭礼や民俗芸能の引きもの,能の作り物,歌舞伎の大道具などの名称。屋体とも書く。祭礼の引きものには山車(だし),山,鉾(ほこ),地車(だんじり)等があり,これらを総称して屋台ともいう。…

※「屋体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」