屈曲運動(読み)くっきょくうんどう

世界大百科事典(旧版)内の屈曲運動の言及

【屈性】より

…植物の器官が外部刺激に呼応して一定の方向に屈曲運動する性質で,環境への適応現象の一つである。刺激方向への屈曲を正の屈性,刺激源から遠ざかろうとする屈曲を負の屈性とよぶ。…

【傾性】より

…植物の器官が外部からの刺激に呼応して屈曲運動する性質の一つで,屈曲の方向が刺激の方向とは無関係に植物の内部構造に依存する点において屈性tropismとは異なる。刺激の種類によって傾震性seismonasty,傾熱性thermonasty,傾触性thigmonasty,傾電性electronastyなどに分けられる。…

※「屈曲運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」