尾鷲[市](読み)おわせ

百科事典マイペディア 「尾鷲[市]」の意味・わかりやすい解説

尾鷲[市]【おわせ】

三重県南部,熊野灘に面する市。1954年市制。中心市街は尾鷲湾に臨み紀勢本線,紀勢自動車道が通じる。尾鷲港遠洋漁業拠点カツオマグロサンマなどの漁獲が多く,水産加工も活発。1964年大火力発電所,石油コンビナートが建設された。市域は全国有数の多雨地帯で,ヒノキ・スギ材を多産,製材工業が盛んである。九鬼はブリ漁で知られ,亜熱帯植物群落の九木神社樹叢(天然記念物)がある。192.71km2。2万33人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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