尾鰭を付ける(読み)おひれをつける

精選版 日本国語大辞典 「尾鰭を付ける」の意味・読み・例文・類語

おひれ【尾鰭】 を=付(つ)ける[=添(そ)える]

事実以上に種々な付け加えをする。おまけを付ける。
※応永本論語抄(1420)八佾宰我は物いひなれば、今ここにもすぐに不答して、尾ひれを付て云へる也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「尾鰭を付ける」の意味・読み・例文・類語

尾鰭おひれ・ける

実際にないことを付け加えて話を大げさにする。「ささいなことに―・けて言う」
[類語]誇大大袈裟オーバー大層事事しい大仰おおぎょう仰仰しい針小棒大御大層らしい大層らしい見栄を張る虚勢を張る気を持たせるもったい振る体裁振る

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