尾鰭を付ける(読み)おひれをつける

精選版 日本国語大辞典 「尾鰭を付ける」の意味・読み・例文・類語

おひれ【尾鰭】 を=付(つ)ける[=添(そ)える]

事実以上に種々な付け加えをする。おまけを付ける。
※応永本論語抄(1420)八佾「宰我は物いひなれば、今ここにもすぐに不答して、尾ひれを付て云へる也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「尾鰭を付ける」の意味・読み・例文・類語

尾鰭おひれ・ける

実際にないことを付け加えてを大げさにする。「ささいなことに―・けて言う」
[類語]誇大大袈裟オーバー大層事事しい大仰おおぎょう仰仰しい針小棒大御大層らしい大層らしい見栄を張る虚勢を張る気を持たせるもったい振る体裁振る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

サルノコシカケ

サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。日本では4科約40属300種が知られ,ブナ林に日本特産種が多い。樹木の幹につき,半円形,木質で厚く堅く,上面には同心円紋があるものが多い。下面には無数の穴があ...

サルノコシカケの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android