精選版 日本国語大辞典 「尾閭」の意味・読み・例文・類語
び‐りょ【尾閭】
〘名〙
① (「荘子‐秋水」の「天下之水莫レ大二於海一、万川帰レ之不レ知二何時止一、而不レ盈、尾閭泄レ之不レ知二何時已一、而不レ虚」による) 大海の底にあって、絶えず水をもらすという穴。すべての川の出口に当たると信じられている所。ひいて、ものを排泄(はいせつ)すること。また、その所のたとえ。
※三教指帰(797頃)中「流以二涓滴一、泄以二尾閭一」
② 「びりょこつ(尾閭骨)」の略。
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