尾巻猿(読み)おまきざる

精選版 日本国語大辞典 「尾巻猿」の意味・読み・例文・類語

おまき‐ざる をまき‥【尾巻猿】

〘名〙
オマキザル科サル総称。尾は体長より長く、多くは物に巻きつけられる。中南米森林にすみ、果実、木の芽などを食べる。オマキザルクモザルホエザルなど一一属三五種がいる。
② オマキザル科オマキザル属のサル。体長四〇~五〇センチメートル。尾は体長と同じかやや長く、先端は常に巻いている。中南米の森林にすみ、果実、木の芽などを食べる。四種がいる。

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デジタル大辞泉 「尾巻猿」の意味・読み・例文・類語

おまき‐ざる〔をまき‐〕【尾巻猿】

霊長目オマキザル科オマキザル属の猿の総称。体長32~56センチで、尾の長さも同じくらいある。樹上で暮らし、尾の先が巻くが、尾だけでぶら下がることはできない。南アメリカ中央アメリカ一部分布。かつらざる。
[類語]手長猿山猿野猿やえん野猿のざる・旧世界猿・尾長猿日本猿狒狒ひひマント狒狒・新世界猿・蜘蛛猿

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動植物名よみかた辞典 普及版 「尾巻猿」の解説

尾巻猿 (オマキザル)

動物。オマキザル科の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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