尽きる(読み)ツキル

デジタル大辞泉 「尽きる」の意味・読み・例文・類語

つ・きる【尽きる/×竭きる】

[動カ上一][文]つ・く[カ上二]
次第に減って、とうとうなくなる。「万策―・きる」「気力が―・きた」
続いていたものが終わる。途絶える。「寿命が―・きる」「道が―・きる」「名残が―・きない」
(「…につきる」の形で)
㋐それですべてが言いつくされる。その極に達する。…にきわまる。「感服一言に―・きる」「教師冥利に―・きる」
最後までその状態のままである。…に終始する。「年寄りの話はぐちに―・きた」
[類語](1尽き果てる絶え果てる消え果てる朽ち果てる/(2)(3極まる終わる果てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android