尻に帆を掛ける(読み)しりにほをかける

精選版 日本国語大辞典 「尻に帆を掛ける」の意味・読み・例文・類語

しり【尻】 に 帆(ほ)を掛(か)ける

あわてふためいて逃げだす。さっさと逃げだす。また、せわしくあちこちに出かける。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第七「彼きしや尻に帆懸て東風あらし 浪爰もとは衆道もっぱら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「尻に帆を掛ける」の意味・読み・例文・類語

しり・ける

慌てて逃げ去る。「悪事が露見し―・けて逃げる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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