精選版 日本国語大辞典 「尺〆」の意味・読み・例文・類語
しゃく‐じめ【尺〆】
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…材木の体積を表すのに用い,1尺平方×10尺,すなわち10立方尺に等しく,約0.278m3である。1平方尺×2間の尺〆(しやくじめ)に代わり,大正以降尺貫法廃止まで使われた。分量単位は才(さい)(=1/10000石)である。…
…なお,一定面積当りの森林の幹材積の合計は林分材積または蓄積とよばれている。 材積の単位は現在の日本ではm3が用いられているが,古くは石(こく)(10立方尺=0.278m3)が広く用いられ,ほかに1尺角,長さ12尺(2間)の角材を尺締(しやくじめ)(または尺〆(しやくじめ)),1寸角,長さ6尺の角材を才(さい)とよぶなどの単位があった。ただし尺締,才の長さは地方によって一定していない。…
※「尺〆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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