少・尠・鮮(読み)すくない

精選版 日本国語大辞典 「少・尠・鮮」の意味・読み・例文・類語

すくな・い【少・尠・鮮】

〘形口〙 すくな・し 〘形ク〙 数量程度が小である。すこしである。⇔多い
古事記(712)上「吾(あ)と汝(な)と競(きそ)いて族(ともがら)の多(おほ)き少(すくな)きを計(くら)べてむ」
※観智院本三宝絵(984)上「初め子有る時には悦び楽しぶ事少し。後に子を失ひつる時には愁へ苦しぶ事多し」
すくな‐げ
〘形動〙
すくな‐さ
〘名〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android