小高 キク(読み)コタカ キク

20世紀日本人名事典 「小高 キク」の解説

小高 キク
コタカ キク

大正〜平成期の女性 「雪国」のヒロイン駒子モデル



生年
大正4(1915)年11月23日

没年
平成11(1999)年1月31日

出生地
新潟県三条市

別名
旧源氏名=松栄

経歴
7歳のころから長岡市湯沢町で“松栄”の名で芸者として働く。昭和9年川端康成が湯沢町を訪れ、高半旅館・かすみの間に宿泊した際、執筆などの手伝いをし、「雪国」のヒロイン・駒子のモデルになったとされる。15年三条市に戻り久雄と結婚、和服仕立業を営んでいた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android