小顎(読み)こあご(英語表記)maxilla

翻訳|maxilla

精選版 日本国語大辞典 「小顎」の意味・読み・例文・類語

こ‐あご【小顎】

〘名〙 節足動物口器一部で、大あごに続く部分付属肢が変形したもので、甲殻類多足類では二対、昆虫類では一対ある。小鰓(しょうさい)。しょうがく。⇔大顎

しょう‐がく セウ‥【小顎】

〘名〙 節足動物の口器をつくる付属肢の一つ。昆虫類では一対、甲殻類・多足類では二対ある。こあご。しょうさい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小顎」の意味・わかりやすい解説

小顎
こあご
maxilla

「しょうがく」とも読む。節足動物の口器の構成要素の一つ。昆虫類で1対,甲殻類では第1小顎と第2小顎の2対をそなえる。なお,maxillaは脊椎動物では上顎骨をさす。

小顎
しょうがく

小顎」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android