小野木シメオン(読み)おのぎ・しめおん

朝日日本歴史人物事典 「小野木シメオン」の解説

小野木シメオン

没年:慶長5.10?(1600)
生年:生年不詳
安土桃山時代キリシタン女性。豊臣秀吉家臣で丹波福知山城(京都府福知山市)城主小野木重次の妻。父は石田三成家臣として有名な島左近清興。キリスト教入信。夫重次が関ケ原の戦で敗れ,亀山に自殺したとの報に,福知山城内で自殺した。

(今谷明)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小野木シメオン」の解説

小野木シメオン おのぎ-シメオン

?-1600 織豊時代の女性。
石田三成の家臣島清興の娘でキリシタン。丹波福知山城(京都府)城主小野木重次の妻となる。慶長5年関ケ原の戦いにやぶれた重次が丹波亀山で自刃(じじん)したときき,あとを追って自害した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android