小褄を取る(読み)コヅマヲトル

デジタル大辞泉 「小褄を取る」の意味・読み・例文・類語

小褄こづま・る

つまを取る」に同じ。
「小褄取りたる昔の癖の、尚残りたる故にやあるらん」〈逍遥当世書生気質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小褄を取る」の意味・読み・例文・類語

こづま【小褄】 を 取(と)

着物のたて褄を手で持ち上げる。褄をとる。転じて、芸者になる。左褄をとる。
御伽草子・雪女物語(古典文庫所収)(江戸初)上「しろきこそでの、こづまを取て、おびにはさみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android