小袖幕(読み)こそでまく

精選版 日本国語大辞典 「小袖幕」の意味・読み・例文・類語

こそで‐まく【小袖幕】

〘名〙 花見の時などに、小袖を脱いで、張り渡した綱にかけて幕の代用としたもの。花見幕
※俳諧・雑巾(1681)春「小袖幕ちもとの花やちらし紋〈さは〉」

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デジタル大辞泉 「小袖幕」の意味・読み・例文・類語

こそで‐まく【小袖幕】

花見などのとき、小袖を脱いで張り渡した綱にかけ、幕の代用としたもの。のちには、花見などで戸外に張る幕もいう。花見幕。

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