小袖凧(読み)こそでいか

精選版 日本国語大辞典 「小袖凧」の意味・読み・例文・類語

こそで‐いか【小袖凧】

〘名〙 小袖の形に作った紙だこ。小袖だこ。
浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)中「空も涼しき夕風に、はやる今年のいかのぼり〈略〉たもとすずしき小そでいか」

こそで‐だこ【小袖凧】

※俳諧・江戸弁慶(1680)「小袖たこ空の名残や衣かへ〈才丸〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「小袖凧」の意味・読み・例文・類語

こそで‐いか【小袖×凧】

小袖を模して作った紙だこ。こそでだこ。

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