小袖ひとつの恩(読み)こそでひとつのおん

精選版 日本国語大辞典 「小袖ひとつの恩」の意味・読み・例文・類語

こそで【小袖】 ひとつの恩(おん)

きわめてわずかな恩のたとえ。
※米沢本沙石集(1283)一「東塔北谷は寒き房なれば、西塔南谷は暖かなる房なればやりたる也、是こそ小袖一の恩と思ひはからひたるなり」

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