小衾(読み)こぶすま

精選版 日本国語大辞典 「小衾」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶすま【小衾】

〘名〙 (「こ」は接頭語) 寝るときに体をおおう夜具ふすま
万葉(8C後)一四・三四五四「庭にたつ麻布(あさで)古夫須麻(コブスマ)今夜だに夫(つま)寄しこせね麻布(あさで)古夫須麻(コブスマ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「小衾」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶすま【小×衾】

ふすま。夜具の掛け布団。
「庭にたつ麻手あさで今夜こよひだに妻寄しこせね麻手―」〈・三四五四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android