小菅修船場跡の曳揚げ装置(読み)こすげしゅうせんばあとのひきあげそうち

事典 日本の地域遺産 の解説

小菅修船場跡の曳揚げ装置

(長崎県長崎市小菅町1(三菱重工業(株) 長崎造船所関連会社 光和興業(株) マリンセンター小菅事務所))
機械遺産指定の地域遺産(2007(平成19)年)〔第1号〕。
1867(慶応3)年薩摩藩が外国から購入した蒸気船補修を目的に貿易商T.B.グラバーらと共同出資着工、1868(明治元)年完成。現存最初期の近代造船設備である。1969(昭和44)年水面を含む曳揚げ小屋、船台護岸合計約8,400【m2】が国の史跡に指定

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android