小茅野村(読み)こがいのむら

日本歴史地名大系 「小茅野村」の解説

小茅野村
こがいのむら

[現在地名]山崎町小茅野

千種ちくさ川の支流志文しぶみ川の最上流域に位置し、東はうえノ村。慶長国絵図に「小苅野」がみえ、当村をさすと思われる。領主変遷須加すか村と同じ。正保郷帳に村名がみえ、田方一一石余・畠方一二石余。下村氏手控帳(下村家文書)によると、寛文―延宝(一六六一―八一)には四ツ成高三一石余、田一町六反余・畑三町五反余、小物成銀七〇匁余(山畑役五〇匁余・夫役二〇匁・茶役五分余)、家数一九・人数一〇九、馬二・牛二五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android