小祀(読み)しょうし

精選版 日本国語大辞典 「小祀」の意味・読み・例文・類語

しょう‐し セウ‥【小祀】

〘名〙 令制で、一日間斎戒して神事を行なう祭祀相嘗(あいんべ)鎮魂・鎮花・道饗(みちあえ)の類。大祀・中祀に対していう。
令義解(718)神祇「凡一月斎為大祀。三日斎為中祀。一日斎為小祀

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デジタル大辞泉 「小祀」の意味・読み・例文・類語

しょう‐し〔セウ‐〕【小×祀】

律令制で、神事の前1日間を斎戒して行う祭祀。相嘗あいなめの祭鎮魂祭鎮花祭道饗みちあえの祭の類。→大祀中祀

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