小直紙(読み)こなおしがみ

精選版 日本国語大辞典 「小直紙」の意味・読み・例文・類語

こなおし‐がみ こなほし‥【小直紙】

〘名〙 直紙の中の小判紙、普通の半紙より大形の紙。江戸時代には美濃産の小直紙が普及し、証文や帳簿類の料紙に多く用いられた。こなおし。
地方凡例録(1794)七「証文並に納ふだは小直紙に写し」

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