小田 喜代蔵(読み)オダ キヨゾウ

20世紀日本人名事典 「小田 喜代蔵」の解説

小田 喜代蔵
オダ キヨゾウ

明治期の海軍少将 小田式水雷の創造者。



生年
元治1年(1864年)

没年
明治45(1912)年4月25日

出身地
肥前国唐津(佐賀県)

学歴〔年〕
海兵卒

経歴
明治27年日清戦争に水雷艇21号艇長として従軍。のち英国に留学し機械水雷を研究。37年日露戦争では連合艦隊付属敷設隊司令として、旅順港内に機雷を敷設、ロシアの旗艦ペトロパブロフスク号を沈没させた。44年呉工廠水雷部長、同年少将となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android