小海町(読み)コウミマチ

デジタル大辞泉 「小海町」の意味・読み・例文・類語

こうみ‐まち【小海町】

小海

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日本歴史地名大系 「小海町」の解説

小海町
こうみまち

面積:一一四・九七平方キロ

千曲川と相木あいき川の合流点で、南佐久郡南部諸村への谷口集落として発達した町。千曲川とその支流相木川の谷にまたがり、東は関東山系の一支脈茂来もらい山頂(一七一八メートル)から西は北八ヶ岳なか(二四九六メートル)山頂まで、東西二一キロ、南北一六キロ。東は佐久町大日向おおひなた地区と北相木村に、西は諏訪郡茅野ちの市に山嶺をもって境し、南は南牧みなみまき村、南相木村、北相木村と、北は八千穂やちほ村、佐久町に接している。

千曲川西岸にある町の中心部を川に沿って、現国道一四一号(旧佐久甲州往還)が南北に通じ、川の東の現県道中込なかごみ―小海線(旧佐久甲州脇往還)は、ここで国道一四一号に合し、県道相木線が相木川に沿って南・北相木村に通じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小海町」の意味・わかりやすい解説

小海〔町〕
こうみ

長野県東部,千曲川上流域にある町。 1956年北牧村と小海村が合体して町制。中心集落の馬流 (まながし) は千曲川が佐久盆地に出る地点にある谷口集落で,近世には佐久甲州街道の宿駅でもあり,佐久鉄道 (現 JR小海線) の全線開通までは終点であった。米作のほかキャベツ,レタスなどの高原野菜や花卉の栽培が行われ,西部の八ヶ岳の斜面には牧場が広がり酪農が発達。近年,スケートで有名な松原湖の周辺や八ヶ岳の斜面には大規模な別荘地が造成されている。一部は八ヶ岳中信高原国定公園に属する。国道 141号線,299号線が通る。面積 114.20km2(境界未定)。人口 4353(2020)。

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