デジタル大辞泉 「小氷期」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ひょうき〔セウ‐〕【小氷期】 間氷期の間に訪れる比較的寒冷な時期。15世紀から19世紀までの約300年間はヨーロッパを中心に世界的な低温の時代があったとされる。この気候変動が、マウンダー極小期をはじめとする太陽黒点がほとんど現れず、太陽活動が不活発だったいくつかの時期に対応していると考えられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小氷期」の意味・わかりやすい解説 小氷期しょうひょうきlittle ice age 第四紀の最終氷期以後,山岳の氷河が急速に発達した時期。特に歴史時代に入ってからのものをさしていうことが多い。ヨーロッパのアルプス,ノルウェー,アイスランド,北アメリカのアラスカでは 16世紀の終りから 17世紀の初め頃に始った。 1650年,1750年,1850年頃の3つのピークがあり,その間に氷河が若干後退した時期をはさむ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報