小栗山新村(読み)こぐりやましんむら

日本歴史地名大系 「小栗山新村」の解説

小栗山新村
こぐりやましんむら

[現在地名]笹神村小栗山

真光寺しんこうじ山の北麓に位置し、北東上一分かみいちぶ村、北西堤新つつみしん村に接する。天正二年(一五七四)九月吉日の安田氏給分帳(北方文化博物館蔵)によれば、神田与五右衛門尉に対する給文三一貫六一五文分四千六八五束苅のうち小栗山村に六貫五〇〇文分の田地など軍役衆の給恩地があったほか、「寺社方」「御直納之分」にも当村の名がみえる。慶長三年(一五九八)村上藩領となり、寛文一三年(一六七三)の組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では小栗山村とあり、笹岡組に属する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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