小木町(読み)おぎまち

日本歴史地名大系 「小木町」の解説

小木町
おぎまち

面積:二六・四三平方キロ

佐渡島の南西に突出た小木半島に位置し、北・西・南は日本海、東は羽茂はもち町。半島は小佐渡山地の低い三崎野みさきの台地が占め、海岸縁辺に大方の集落が形成され、南の海岸部を内岬うちみさき、北の海岸部を外岬そとみさきともいう。内岬には沢崎さわさき深浦ふかうら強清水こわしみず宿根木しゆくねぎ琴浦ことうら虫谷むしや元小木もとおぎなどに深い入江が形成されるが、外岬には深い入江は少ない。東端木野浦きのうらと西端の深浦を結ぶ半島中央の道からは各各の集落へ通じる支道が分れる。主要道の小木街道(現国道三五〇号)は小木・木野浦・小比叡こびえを通り、相川あいかわ国仲くになか方面と結ばれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報