小文(読み)しょうぶん

精選版 日本国語大辞典 「小文」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶん セウ‥【小文】

〘名〙
① ちょっとした文。短い文章
帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一「我は宛(あたか)故郷なる小文を書きつつ」
自分の文章をへりくだっていう語。

こ‐ぶみ【小文】

〘名〙 半切紙(はんきりがみ)を用いた書状半切りのひねり文。
親元日記‐寛正六年(1465)九月一一日「九州少弐方え御状事、以備前殿之。大概案文有之、小文也」

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デジタル大辞泉 「小文」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶん〔セウ‐〕【小文】

ごく短い文章。
自分の文章をへりくだっていう語。「小文にご高評を賜る」
[類語]随筆エッセー随想小品小品文身辺雑記漫文漫筆スケッチ

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普及版 字通 「小文」の読み・字形・画数・意味

【小文】しようぶん

短文

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