小敵・少敵(読み)しょうてき

精選版 日本国語大辞典 「小敵・少敵」の意味・読み・例文・類語

しょう‐てき セウ‥【小敵・少敵】

〘名〙
少数の敵。小人数の敵。
太平記(14C後)四「小敵をば不欺とて、自ら二十万騎の勢を卒して」 〔史記‐衛青伝〕
② 弱い敵。こてき
※天草本伊曾保(1593)獅子王と熊との事「サスガニ タイテキヲ マエニ ヲイタレバ xôteqiuo(ショウテキヲ) コバムニ タライデ クラワレタ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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